本日3月26日は、わが人生でもっとも忘れることができ
ない日。
母の最期に間に合わなかった、駆けつけるまでの時間が
今もくっきりと浮かんでくる。
まさに、母の人生のピリオドとともに、自分の時計も
止まったような不思議な時間であった。
あれから4年となる。
早いといえば早く、止まったようであるといえば、そうで
あり・・・。
言えることは、それでも自分は生きているということ。
母と父のことを心に抱きながら、生き続けているということ。
時間が経つことで、癒されることもあるが、
新たな悲しみが湧いてくることもある。
それでも、こうして生きている。
今日は普段通り、いつものように、仕事に出る。
生きていることをかみしめ、今のところ心身ともに
元気でやれていることに改めて感謝をしながら
今日という1日を、しっかり生きる。
いつか、息絶えるのだろう。
そのときまで、一生懸命生きなくちゃね。
いろんな思いがこみ上げる朝であるけれど、
それでも、わたしは生きている。
だから、前に進む。
がんばれよ。
そんな言葉が聞こえてくる。
感謝の気持ちを込めて
母が生きた時間を思いながら、
今日も大切に、自分の役割を果たしたい。
