重箱の隅をつついて何になる。
そう思うことが多い。
いのちを守るジャーナリストとのおつきあい、
そこからの学びのおかげで、伝える仕事とは
本当に心して行うべき、与えられた仕事だと
思うようにしているし、自分が尊敬する方たちは
自身の命を削って、世の中がよくなるために
取材をし、表現をしている。
一方、いつまでもつまらないことを何度も
繰り返し報道する日本のメディア。
全部がそうだとは言いたくないけれど、
何のために、何度も言い続けているのだろう。
大衆が喜ぶため、何かを悪者にすることが正義
のように、その先に何を目指したいのかがわからない
情報が多いと感じてしまう。
世の中をどっちの方向に向かわせたいのか、
どんな社会にしたいのか?の理念があって、
そこに向かうために役立つ情報こそ、受け取る
人にも意味がある。
より良い方向に向かうための情報、
そのために皆が「考える」きっかけになる情報
こそが必要だ。
ワイドショー的な、無責任な発言、情報は不要。
だからそれらには触れない。
自分から意味がある、と思う情報を選び取ること。
発信する側より、受け取る側がしっかりする必要が
ある今日。
メディア。
間に立っていて、意味のある存在であってほしい。
世の中の役に立つ存在として何ができるか。
どんな仕事でも同じだ。
考えて行動したい。
メディアの役割改めて。
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