かけがえのないワンショット。プチプチ親孝行??

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添付の写真は、わが生涯で考えていなかったワンシーン、ワンショットである。
長きにわたり、お世話になっている、私がもっとも応援している企業の尊敬する、そして大好きな社長と、わが両親と姪っ子、そして故郷でお世話になっている方の記念撮影だ。自分はそこにはいない。
まさか、得意先、クライアントといったビジネスでの関わりある方、また大変お世話になっている方とわが親が一緒に写真に写るなんて・・。ちょっと前まで考えたことも、想像したこともなかった。社長をはじめ、この会社の皆さんに長年可愛がっていただき、ずっと応援団の一員として関わらせていただいているが、親が病気になったといえば、心配いただき、勇気づけてもらったり・・・本当にありがたい存在。
この企業の社長以下ご一行様が、全国行脚、各地でタウンミーティングを実施。企業トップとお客様が交流するファンの集いのようなイベントだ。それが、いよいよわがふるさと岐阜での開催となり、両親と姪っ子がこのイベントに参加させていただくことができた。そのとき、おそらく無理に撮影をお願いしたワンショットであろう。
この写真が姪っ子より「タウンミーティングへ行ってきました。」という報告とともにメールされてきたとき、とても不思議な感じがした。なぜ自分の両親が社長と一緒に写っているんだろう?なんだか恥ずかしいような、はずかしいような。
田舎に住み、一流企業のトップに会うこともない生活をしている両親にとっては、今回のイベントは間違いなく、一生の思い出になったであろうし、姪っ子にとっては、これから社会人になっていく身にとって、大変良い勉強の場となったことだろう。珍しく両親が「良かったよ、ありがとう、ありがとう。」と言ってきた。両親に娘が日頃どんな仕事をしているかは伝えづらいことも多いし、すべてを明かしてはいないが、間違いなく いい人、いい企業に恵まれて無事に独立して生きていることに対し、ちょっとは安心しただろうか。きっと田舎のことであるから、このプチイベントのことを近所の人たちにちょっと自慢気に話すかもしれない。その会社が全国を周って、一般の人たちとの交流をもつ機会をもたなければ、このような機会は一生なかったかもしれない。
私が自営業をはじめて16年目の記念日に大好きな社長と、私のルーツが遭遇?というのは、私にとっても忘れられない機会となった。
ファミリー。血縁の家族ももちろん大切、そして仕事で出会い、関係を育ませていただき信頼関係を築くことができる心の家族(それを私は「心族」と呼ぶ)も両方大切だ。
いろんな方に愛されて、見守っていただいていることに、心から感謝したい。
それにしても、「マーサの骨格のルーツはお父さんだね~」と社長からのメールには複雑な思い。(笑)やっぱり、そう見えるか~。ルーツまで知っていただき、ありがたい限り。
さあ、少しでも周りに恩返しができるように、また元気に進んでいこう。

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