信頼できる人、信頼される人。

21世紀という時代はどちらに向かうのかと、日々不安な気持ちを
どう打消し、乗り越えることができるかと、もがいている。

企業ではリーダー研修など行って、組織がしっかりあるべき方向に
向かって進めるようにと努力している傍ら、世界のリーダーとは?
と疑問符だらけの昨今。この人たちにこそ、教育が必要だ。
今さらで、手遅れではあるが。

世界はもう変わった。もう自分たちが描いていた理想の社会
にはならない。と、信頼、尊敬する人が最近、そう述べた。
やっぱりそうだ。と共感しながら、憂鬱な気持ちになった。

世界がひとつとなって、お互いに協力できる社会。
人びとが安心して生きられる世界。
そのことが約束されない社会は、あってはいけない。
分断、利己主義を推し進め、自分ファーストで生きようとする
人たちが増えてはいけない。
しかし、世の中の流れは悲しいが、そちらに向かいつつある。

その流れに抗って、せめて自分はと思う。
そのためには、「信頼」できる人、メディアとつきあう。
少しでもおかしいと感じたら、先には関係を深めない、
前に進まないこと。信頼を行動の基点にする。

そして、究極のメディアは、「人そのもの」である。
信頼できる人を媒体として、世界を正しく受け入れる姿勢。
これは意味がある。

コミュニケーションクリエイターと名乗ってきているが、
これからの自分の立ち位置、社会とのかかわり方は
もっと考えなければいけない。
テクノロジーの発展の根幹にあるもの。
そこを見据えながら、しっかり人と人のより良き関係づくりに
役立つ存在にならなければ。

そして、何よりまずは、自分が信頼される人にならなければ。

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