真剣に向き合う。

若い人との対話が増えている。
とくに社会人になったばかり20代の方とのやりとり。
自分に子どもがいないせいかもしれないが、
ある意味、とても新鮮であり興味がある。

この人たちが、これからどうやって一人前になっていくのだろう。
学校を出たからといって、一人前ではない。
自立して生活できるようになって、社会の一員となって何等かの
役割を担ってこそ、ひとりの大人である。

まもなく春から新入社員も招き入れる季節。
企業側もその受け入れに準備を整える。
手厚く交流して、内定通りに入社いただき、そこからが本番だ。
採用も大変な仕事であるが、早々に退職したいということに
ならないようケアも必要だ。
上司や周囲の人が、その人の状況、変化を見てしっかりコミュニケーション
することが大切だ。

その人ががんばって仕事を続けられるかどうかは、本人の問題もあるが
周囲の責任も大きい。
上司に何でも相談できる関係、そしてその上司も部下の悩みを聞き入れ、
解消したり、問題解決に向けてできることを一緒にしよう!と取り組む姿勢が
ことが大切だと思う。

結果、100%思うようにならなくても、少しずつでも改善できるように
自分ができることをし、周囲にも働きかけ環境を改善できるようにする
積極的な行動。ここも部下にとっては励みになったりする。

人は真剣に向き合えば、きっと伝わる。

真剣に聴き、真剣に一緒に考え、そしてできることをすぐ行う。

上司と部下の関係性は、組織を強くする一つの大切な節。

そこにはやはりコミュニケーションが欠かせない。





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