これからの世の中に対して、一体どのように向き合うべきかと
考えていたら、こんな言葉をいただいた。
「世界は混沌として、政治がどれだけ愚かでも、
ひとりひとりの個人の素晴らしさを繋いでいけたら、希望はありますね。
わたしは、先が見えないときには歴史や、先人の言葉に尋ねることにしています。
アレクシェーヴィッチのようにして。」
これを読んで、心の中のもやがすっきり晴れた感じがした。
そうだ、ひとり一人に目を向けたらいい。
がんばっている人、人のために生きようとしている人。
利他の心で生きることを喜びとしている人。
自分のため。ではなく、周囲にとって善良なことを考え、
頑張り続けている人。
無名な人でも、素敵な人はたくさんいる。
そこに目を向け、自分もそうなれるように努力するのみ。
そして先人に学ぶ。
確かにそうだ。
ベートーベンからピアソラにいたるまで、人々に感動を
与え続けた音楽界の先人たち。
そして、それ以外にも学びたい人は多くいる。
目先のことにとらわれない、惑わされないように。
どんな時でも、心の声を聴いてくれる人がいる。
励ましてくれる人がいる。
こういう人がいるから、私もがんばれると思う。
共感しあい、共鳴し合い、みんなで良くなる。
個がしっかりしないと、社会は壊れる。
個の責任は、今改めて、重大だ。
ひとりひとりを大切に。
そして、今の瞬間を大切に。
そんな思いを大切に、
今日の仕事をしっかり、成し遂げよう。