40年近く、企画の仕事をしてきているが、アイデアというのは
さあ、何か考えよう!とパソコンの前で、机に向かってうーん。
と、うなっていてもなかなか出てくるものではない。
何かをしているときに、何かをしながらの時間に、
降りてきたり、湧いてくるものだ。
たとえば、料理をしているとき、野菜を切っている瞬間に
「!」と浮かぶときもあり、(もちろん手を切らないよう
そのときは集中しないといけないが)
新聞を見ていて、これ、あれでも使えるな~とか、
歩いていて信号の町の瞬間にメロディが出てくるとか。
とにかく、何かをしているとき、アイデアは湧く。
私は、歩くのが好きだ。いろいろ見て歩くと、心も頭も豊かに
なると思っている。
何かを見ると、抱えている課題に関連するさまざまな発想が
湧いてくる。
流れてくるBGMから浮かぶこともある。
とにかく、企画は「ながら」が一番だ。
だから、いつでもどこででも企画の仕事はできる。
浮かんだらあとは早い。
整理して、行動するのみ。
相手がいる仕事であれば、すぐ提案する準備に入る。
何でもダメもと。
思いついたら即!である。
その方が相手にも伝わる。
今年もすでに、毎日いろいろ湧いている。
煮詰まったときこそ、町に出よう。
余計なことをやってみよう。遊んでみよう。
一見無駄な時間を過ごしてみよう。
そう、決まった日常を少し俯瞰する、少し
別の視点から世界を見てみることだ。
きっとそこから、次へのヒントが生まれる。
今朝も新聞を見ていて、湧いてきた。
そんな朝は とても気持ちよく、元気も沸く!