若き人へ。のはじまり

新春。いい言葉だ。
四季で「新」が付くのは、春だけだ。おそらく。
それだけに、新しい春とは、いろんなスタートを意味する。
まもなく成人の日もある。
そして、4月に向けては新入社員たちの出発準備。
この春、新社会人になる人たちは、この新年をどんな思いで
迎えているだろう。
ふと自分の約40年前を思い出し、格別な思いがあっただろう
か?とふりかえる。
正直、そのときの気持ちを再現することはできないが、
スーツ、バッグ。当時、入社式用に用意したスーツの色や形
を今も覚えている。

今日は、ある企業にこの春から入社される皆さんへの
コミュニケーション研修。
デジタル、ネット環境の下、育ってきた、いわゆるZ世代と
言われる皆さん。
いろいろその特徴は言われているけれど、直接交流する機会は
最近実は増えてはいるが、毎回刺激的であり、とっても新鮮だ。
昨日もある会社の新入社員さんとチャットで個別やりとりを
くりかえし、理解を深め合えたことがうれしかったが、
そんな瞬間を大切にしたい。
世代ということでひとくくりにするのではなく、
ひとり一人と向き合いたい。

時代を越えても、普遍なるもの、人としてのコミュニケーション
の大切さを伝えることができたら。
情報を選び、しっかり深く考え、自分の思いをもって行動する
ことの意義深さを伝えることができたら、
自分の人生は一度きりであるから、今選んでいる道を最良の
ものとしたいと思ってもらえたら・・・
などなど、私なりの思いがあふれてくる。

その思いの片鱗が、みなさんに伝わったらうれしい。
今日1日が、新年の、新春にふさわしい意義ある1日になったら
うれしい。

今日からはじまるZ世代の皆さんとのメモリアルデイズ。
今日の研修、そして来週の成人の日へ。

今年のはじまりは、わくわく!が多くて幸せだ。

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