喜ばれる仕事は自分へのギフト。

世の中の平常業務が終了し、心に静けさが戻った。
深呼吸しながら、今年を自分なりにふりかえる。
いろんな思い出が増えた。有難い限り。
そのなかで、糸魚川の茶店「えほん」さんとの
イベント。このことを思い出すと、今もじんと
胸があつくなる。
「今年はお店も25周年です。」とお聞きし、何か
できないかと思いを馳せた。そういえば、長らくコンサート
に来ていただくことも難しくなっているなあ。
コロナ、距離的な問題・・・・。
じゃ、まさに出前コンサート!をすればいい。

ということで、店主に提案。メールや電話で
は伝わらないので、現地まで訪問し、一緒に
周年イベントをしましょう!と持ち掛け、
コンサートの開催が決まった。
それは春。寒さも和らぎ、挑戦を決意するには
いい季節。
それからコンサート準備も一緒に行い、6月無事本番を迎えた。
(そのことは、翌日のブログにも投稿)
間に合ったギフトソング | 毎日更新!マーサのブログ

あれから、約半年。
本が届いた。
店主はずっと毎日短歌を詠み、綴っておられる。
それ等の作品をまとめ、すでに自費出版されていたが、
今回はその続き。短歌日記の第二弾。
これは25周年の記念も込めての作品集になっている。
毎日の歌を詠むと、店主の日々のくらし、心情がものすごく
伝わってきて、生きることとは、こういうことなんだ。と
学びをいただきつつ、ブログを毎日書きつづけることも
ひとつの発信であり、自己確認であるが、短歌を毎日詠み
続ける活動こそ、毎日の思い出づくりにつながっているのだ
と感動した。

この冊子は、毎日詠まれた心の歌が綴られているだけ
でなく、25周年をふりかえり、ご家族とのこと、そして
一緒に取組んだコンサートのこともページを割いて
紹介された。コンサート当日にサプライズでお贈りした
曲の歌詞や新聞記事も掲載されている。

この本は、「抱きしめたくなる本づくり」を約20年
地道に取り組んできた新潟の自費出版社が、初回の
句集に引き続き、制作した。自分も関わってきた手のひら
サイズの本である。
https://e-muse.jp/musescorporation

今回、その出版社より自分を紹介していただいたぺージの
画像をいただく。

また、何冊かご本人よりこの本をお預かりしている。
共感いただけそうな方に、ぜひ感動のお裾分けをしたいと
思っている。

糸魚川の小さな手作りまちカフェ。そこでの初めての、
そして25周年のコンサート。
今、2024年の終わりが近づき、こんな仕事もしたなあ。
と、本を目の前にしみじみと・・・。

「いのちある限り、がんばってやります!」
当日参加された地元のお客様たちに宣言されていた店主、
マツ子さん。
今年は忘れられない1年になりました。と言ってくださる
ことが、私にとって最高の贈り物。

また、出かけていく。またいつか、もう再び。
そんな希望を持ち続けて生きていくことこそが、
生きる力になるのだと思う。

雪が降り、寒い糸魚川のこれからの季節は少し心配。
あたたかくして、必死に準備して、がんばったこの
イベントを思い出し、心を再び熱くしていただけたら。

喜ばれる仕事ができ、うれしい1年。
マツ子さんの健康を祈りながら、感謝をここでも。
ありがとうございました!そして、
改めまして、25周年おめでとうございました!

このえほんさんの、25周年記念の短歌日記に
ご興味ある方は、ご一報いただければ、
お送りします。
https://www.mahsa.jp/contact/

数に限りがありますので、その点ご承知ください。

以下、コンサートのことを掲載いただいたぺージです。





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