町中にクリスマスソングが流れるのも、今年も、今日が最終日か。
音楽があるだけで、クリスマスムードは高まる。ハレの日気分になる。
国によって表現は違えど、今日はクリスマス。
写真は、近くにある企業の敷地内公園に輝くクリスマスイルミネーション。
毎年、こんな風に飾り付けてもらって、うれしい限り。
多くの家族連れが、カップルが友人たちが集い、ささやかな非日常を楽しみ
撮影している姿には、平和を感じる。
灯りという力は、単に美しいだけでなく、
無言の神聖なる世界を与えてくれる。
もともとは、キャンドルの灯りであろうが、今やアーチストによるイルミネーション
の華やかさがクリスマスムードを高める。
クリスマスキャロルには好きなナンバーがいろいろあるが、
そのなかでも、「きよしこの夜」がやはり心落ちづく。
英語では、 holy night,silent night ・・と続く。
holy という言葉はとてもキリスト教的に感じるワードであるが、
清らかである、穢れがない、尊いという意味だ。
そして、この曲は歌って、聴いて清らかな気持ちになれる不思議な
魅力がある。
楽しいパーティもいいけれど、静かに自分の存在を確認する
そんなひとときであっても、よいのかもしれない。
今日、教会では厳かにミサも行われるのだろう。
クリスマスに関するイベントがクライマックスに向かう今日。
日本では、商業的な賑わいが目立つが、少し静かにこの1年を
感謝する日・・として置き換えてみるのも良いかも。
聖なる存在。
普段考えないことを、想像してみるのもいい。
とにかく、世界から戦いがなくなり、
平和で穏やかに暮らせる日々が訪れるように。
そんなことを願う1日にもしたい。
聖なる夜、静かなる夜。
平和ボケの日本のなかで、真のクリスマスを思う。
すべての周囲の存在に感謝して、
今日を大切に生きたい。
聖なる気持ちで。
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