笑いあり、涙あり。をもっと目指す

仕事の現場で「敷居が高い」なんていわれている組織も時々あったりして、見方を変えればそうでもないけれど、その敷地内?組織内に入ってしまえば、同じ一人の人間の集まりで、いい人も多いのだけど、どうしても組織の手前、立場上、役割上、こむつかしそうな顔をしていないといけないこともあるようで、打ち解けるには時間がかかったり、そこにいくまでにいつの間にか疎遠になったりする。
長い時間かけて親密になるというのも良いが、本番仕事の場合は瞬時に親しい関係になるのが良い。敷居は取っ払わなければならない。講義でも公演でもコンサートでもなんでもいいが、しっかり伝えるために、いち早く相手の心をリラックスした状態に持っていくことが大切だ。だからどんな場面でも最初が肝心。また短い時間で相手の心に入るには、「掴み」が大切だ。
自分の場合もいつもそこを心がける。まさにここでも「AIDMA」の実行である。
びっくりさせて、笑わせて・・・。にこにこ顔で拍手をいただき、そこから本題。という感じ。そして途中、涙もあり、脳トレもありながらだんだん高揚・・・そして情熱・・・そして最後は締めの聴かせる曲・・。という構成だ。
お客様から「笑いあり、涙ありのコンサートでした」と何人もからいわれると、意図したとおりにいってよかったと安堵する。
ステージを創る、そこで演じる。どんな表現であろうとも、心のストーリーづくりを忘れずに。

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