年末の合言葉は

忘年会。望年会。そして新年会・・・。
12月になり、年末年始の交流の機会の約束が急に増えたという方も
多いことだろう。
平日は毎日夜のおつとめ、という方も、週末は毎週という方もそれぞれ
仕事のおつきあい、趣味の仲間。いろんな関わりで場をもつ。
共に働く仲間、お世話になっている人、友人関係等・・・一年を振り返って
ともにこの1年の無事をともに感謝し、交流を深めることはとても良いことだ。
忘年会新年会が、海外でも行われるかどうかはきいたことがないが、
もしかしたら、日本的なコミュニケーション機会なのかもしれない。

昨日、出かけたレストラン。
週末ということもあってか、満席に近い盛況ぶり。少ないスタッフで
回しているようだ。
「大変ですね。この時期は」
と責任者に声をかける。
「はい、おかげさまで忙しいです。でも、あのコロナの時に比べたら
しんどくても、忙しい方がいいです。本当にありがたいですねえ」
そう、あのコロナ禍では、この店も本当に気の毒な経営状況だった。


あの時が嘘のように、コロナ前の盛況ぶりに戻ったのは本当に良かった。
ただ、あの頃よりスタッフの数は減っている。少人数で回している店は
増えていることだろう。
「コロナの時に比べれば」と、この言葉はこれからも続くだるう。
店には人が集うべきもの。
もう二度と、あんな時代が来ないように。たくさんの笑顔が広がる
レストランの空気を感じながら、平和な日本に改めて感謝した。

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