ライブを続けるのも、実は毎回ちょっと勇気が要る。どんな状況にも負けないという覚悟が必要だ。仲間の言葉を借りると、ライブはやると決めた以上博打のようなものだから・・というが、その意味がよくわかる。
何年も続けるということは、いろんな変化に対応してきている、せざるを得ない状況でやってきているということでもある。
常連さんだった方が亡くなったり、ご病気になられたり、ご家族が大変になったり・・・そんなことがあって、それでもお元気においでいただける方、楽しみに来てくださる方がいらっしゃることを心からありがたいと思う。
時が流れるということはいろんなことが変わっていくということ。一時の評判、トレンドで終わってしまっては意味がない。
周囲が変わっていくと同時に自分自身も変化しているのだろう。そこも認めつつ、その波にのっていかねばならない。
改めて、ライブツアーがスタートする本日。再びお会いできるお客様に感謝、そして初めておいでいただけるお客様にも感謝。
続けられるのは自分の努力だけではない。皆さんが元気にいてくださるからだ。意志をもって時間を割いてくださったからだ。応援してくださる方が元気でいてくれるからだ。
そのことだけを覚えていたらいい。続けることのしんどさ。これはやった人がわかる。でも、しんどいのに、なぜ続けるのか?そこには悦びがあるから。やらなかったら絶対に感じ取ることができない感動にも出会うことがあるからだろう。
待っていてくださる方たちの笑顔を抱きしめながら、感謝して、心を込めて表現させていただこう。
決めた以上、きちんとお返しをすること。ああ、これから1月までいろんな出会い・感動があることだろう。
困難を幸せに変えるのは、自分次第だ。困難と奇跡は表裏一体だ。
ということで、今年もライブツアーがいよいよはじまる。まずは、ふるさとステージから。
やり続けることの困難と奇跡。
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