ある政治家のこと。
時の人として、注目を浴び、意気揚々と話している姿に期待を持ち、
希望を見出した人も多く、ああ、なんだか日本も変わるかな。
と思った矢先に、スキャンダルで話題の人になってしまった。
涙目で謝罪をしている姿、また人前で奥さんへの謝罪のことを何度も
話している姿を見て、昨日までのヒーローとは違う印象をもってしまった。
なんだかかわいそうでもあり、カッコ悪いと思った部分もあり、
まあ、人間だからなあ。とか、昭和の大物政治家たちにもいろいろ
あったけれど、それは何かもっと違う形でささやかれていたような・・。
時代の変化も正直感じながら、そのある種気の毒なインタビューを
見ながら、結局はみんな人間だな~としみじみ・・。
もちろん政治家は公人であるので、行動もよく考えければならない。
経営者も同様であると考えるが。
でも・・・ということもあるだろうが。
とにかく心配したのは、この人大丈夫かな。
壊れないかな。というところ。
人間は多面性があると思う。
でも、やはり見られる仕事をしている人はとくに、
いつも見られている!ということを念頭におかねばならない。
人びとはなんでも面白がる。そんな話題にすぐ乗っかる。
そして、メディアは面白がらせようとネタを探しまくっている。
こういったネタを探しているメディアは何を目的にやっているのかと
思うところはあるけれど、まあ、権力の監視の一環と言いたいのかも
しれない。
いずれにせよ、人に上に立つ人は「見られている」。
政治家だけでなく、企業の経営者も然り。
前からだけでなく、後ろからも・・・。
お気をつけください。と、思わず言いたくなる。
見られる仕事。
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