24時間最後の仕事をしよう!


アメリカの動向が気になる。
いよいよ、日本時間今日の夜から投票が始まる。
大統領選挙。
少なくとも、高齢者同士の戦いにならず、それぞれがアメリカを代表する
まったく違う個性をもった二人の戦いになることで、
緊張感が高まり、良かった。
どっちになるかによって、その影響も気になるが・・・。

最後まで相手を批判し続ける人、
相手のことではなく、国民を見て、未来を語る人。

勝つとは相手に打ち負かすではなく、
ではなく、未来に向かって進むこと。

カマラハリスの生い立ちから、彼女のここまでの道のりを
知れば知るほど(まだ少ししか知らないが)
レベルやスケールの違いこそあれど、いろんな意味で共感すること
があるし、心から応援している。

マイノリティから始まった人生でも、自分の努力で変えることが
できる。そのこと自体が、今の時代に合うアメリカンドリームなのではないか。
お金を稼ぐ、自分は偉大だと誇示する、そんな時代はもう終わったのではないか。

今回の選挙を見て、アメリカが憧れの国だった時代も終わったとも感じる。
経済や移民といった政策の影響、個々の変化。背景にはネット社会の影響、
コミュニケーション、人間関係の有り様の変化も大きいと感じている。

自分にとって都合のよい人を選ぶのではなく、一人一人が社会を見る目を
養うこと。それだけでも随分と選択肢も変わってくるはず。
どうか、今でも世界のアメリカなのだから、その誇りをもった結果になるように
心から祈っている。

ハリスが最終日の集会で
「未来に向かって、24時間最後の仕事をしよう!」
と挨拶していた。自分に向けたメッセージであり、支援者とともにの
意志の現れであろう。

誇りをもった人でありたい。
アメリカを見ながら、わが国を見て、そして我をふりかえる。

レベルもスケールも違うけれど、同世代でこんなにがんばる
女性がいることを知るきっかけを得て、とてもうれしい。
彼女がリーダーになったら、お祝いの気持ちを込めて
久しぶりにアメリカの地を踏みたい。
いい意味で変わるアメリカを見たい、感じたい。
さて、どうなるか。

自分より社会、今だけでなく未来。
真剣に考えないと、世界は地球は破滅に向かう・・。
それは絶対に避けたい。

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