わたしの何が、誰に役立つのか。

間違いなく、人生も後半にさしかかってきている。
残される時間の長さはわからないが、
それまでの間、少しでも自分以外の人にとって、少しでもお役に立つ、
良き影響を与えられる存在になりたいと思う。

社会のお役に立つとか、そんな大きな、大それたことではない。
行動とは、つねに具体的だ。
抽象的な行動とはありえない。
誰かにいい影響を与えるとは、何等かの行動を起こすこと。
それを受け取る相手がどう感じ、受けとめ、そして生かしてくれるか。

たとえば、自分のコミュニケーションの力が誰のどんな時のお役
に立てるのか。
もっと細かく言えば、
自分の音楽の力が、誰を幸せにすることができるのか。
そんなことも考える。
万人を幸せにすることはできないし、そのように伝えてもいない。
見えているのは、目の前の人たち。その目の前の人を少しづつ増やす、
そんな生き方だ。いわゆる拡散とは真逆のことをやっている。

とにかく、物事を具体的に、より細かく考えて行動していこうと思う
今日この頃。
誰に喜んでいただきたいのか。
お役に立ちたい人の顔をいつも思い浮かべ、自分にできることをする。

抽象的に物事をとらえ、自分なりの世界観、価値観を持ちつつ、
それを持ちながら、行動はより具体的に、きめこまやかに。

さあ今週も、自分の周囲にいてくださる多くの方の笑顔を思い浮かべて。


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