日頃より、仕事柄のせいもあるかもしれないが、いろんな売り場に行くと
ついつい珍しいモノや気になるものをチェックし、入手する。
試しておかねば。というのと、つくり手やお店の人を応援したい気持ちが
無意識のうちに行動に。
また、ありがたいことに、頂き物を授かることも多い。
そのおかげで、お菓子には詳しくなってしまい、お菓子関連の仕事をする
時にも大変役に立った。
入手したり、いただいたお菓子たち。
全部自分で消費するのではなく、味見はもちろんするけれど、美味しいもの
であれば、お裾分けしたくなる。
あ、これあの人にあげよう。この会にもっていこう。差し入れしよう。
大阪のおばちゃんの「あめちゃんあげる」ではないけれど、いつも誰かに
何かを・・・。コミュニケーションクリエイターとしての心得なんて
カッコよくないけれど、ちょっとでも相手が反応してくれることが
楽しみになっている。
先日、東京である方から、見た目とてもかわいらしい、今人気を博して
いるお菓子をいただいた。あ、これは、ひとりで楽しむものではないと、
どうしようかと考えて、新潟の展示会場まで持って行った。
そして、展示会の終了時に「お疲れ様でした!」と、若手の関係者
の皆さんに配った。
「あ、かーわいい!」という反応。残った分は会社まで持っていって
もらい、他のメンバーとも分けていただいた。
あとで、「おいしかったです。でもお菓子以上に、その気持ちがうれし
かったです!」をいう言葉をいただき、私もとてもうれしかった。
結局、そのお菓子は東京から名古屋、そして名古屋から東京経由で
新潟へと運ばれたのであるが、
くださった方の気持ちがいただく人にも伝わった。そしてひとりではなく
大勢で分けることで、しあわせの気持ちがより膨らむ。
モノより気持ち。
何でもそうだと思う。
相手を思う気持ち、感謝の気持ち。
いつでも、大切にしたい。
モノより気持ちが伝わる歓び。
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