反応が一番の手ごたえ、やりがいになる。

CDの感想をいただく。毎日聴いてくださっている方もおられるとのこと。もうだいぶ覚えたという方、おうちで夫婦で夕食時に聴いていただき「さながらレストランにいるようでした」とおっしゃる方、6番目の曲泣きました。という方、あの曲が好き、あれがいい・・・と人それぞれ好きなものが違う。何度も繰り返し聴くことができ、また好きな曲だけを聴くだけでなく、いろいろ聴きながら、アルバム全体を楽しんでもらえる。やっぱり「アルバム」という存在はそれなりの良さがある。
1か月前までは、いや1週間前までは、これが本当に喜んでもらえるのかなと心配であった。自分にとっては大切な分身のような作品であるが、第三者から見てどうか?が作品である以上、もっといえば商品である以上、そこが大切だ。
声をいただくことで、気づきもあり、安堵もあり、反省もあるが、でも一曲という作品を通じて、だれかと自分がつながっていられること、何かメッセージをお届けできていることにこの上ない幸せも感じる。
どんな仕事でもそうだろう。反応があるということ・・・これが一番だ。誰も自分の仕事に目を向けてくれなければ、やる気も起きないだおる。レスポンスをいただくには行動を起こすことが大切だ。どうせやるならば、反応をいただけるような仕事をしなければならない。
毎日、その声を求め、ついがんばる。それが成長にもつながればいい。多くの声をいただき、本当にうれしい。何もないほどさびしいものはない。その間を葛藤して生きる芸人の人はいっぱいいるだろう。最近、表現する仕事をする人たちのご苦労がわかりかけてきている・・。
もっとがんばろう。もっと感動を。その喜ぶお顔を思い浮かべなら、ネクストステージに意欲が高まる。

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