なぜ、今なんだ?

ここんところ、街頭が賑わしい。いい意味では言っていない。
先日も鵜飼の最終日、静かにその様子を見ようとしていたら、
街宣カーが通過。時間がないから、許可されている時間ぎりぎりまで
候補者の声を届けたいのだろう。
静かな時間、場所では、その声は本当によく通るが、迷惑でもある。

週末、投票用紙が届いた。
もう?
役所の方たちが休日返上で準備をされているのだろう。
組織票を集めなければならない団体の人たちも、その運動に駆り出されている。
みんなが、急きょ決められた予定に振り回されて動く。
立候補する人の数を見る。
そもそも、なぜ、こんなに多くの議員が必要なのだろう。
これだけいて、日本がどれだけ良くなったといえるのだろう。
それどころか、私腹を肥やすという信じられない人もいる、この業界。

本当に世の中のために立ちたいという人の仕事でなければならない
仕事が、まったく違う方向に進んでいる。

改めて、なぜ、今なんだ?
信を問う?なんで?
意味不明。

そんなことに使うお金があったら、被災されて困っている人に全額
使うべきだろう。

改めて、的外れなご都合主義なこの現象。
若者たちがどう見ているだろう。
今、仕事で若い世代の人たちとも接しているが、
彼らの未来を、将来を考えても、
彼らにとって良い方向に進んでいるのか心配になる。

とにかくなぜ、今なんだ?
この疑問は消えない。

今やることは、選挙活動ではなく、救済。

そうこうしているうちに、今年も終わってしまう。
能登の人たちが、ちゃんとお正月を迎えられるように・・・。
こっちの方が優先では。

とにかくおかしい。
と言っているだけでは変わらないので、小さなことで
変えられることをしなければ。
だから、選挙にも行かなければならない。
そうしないと変わらない。

変わらなくちゃいけない。



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