仕事の内容によって、頂いて嬉しい言葉は違う。
演奏の場合は、「楽しかった~」「じんときた」「感動した~」「泣けてきた」「もっと聴きたい」などの言葉をいただくと、ああ伝わったのだととても幸せな気持ちになる。
一方、コンサルティングやアドバイスの仕事では、
「的確なアドバイスありがとうございます」
など、「的確」と言われるのが、一番うれしい。
言っていることが的外れであったり、不確実なようでは、アドバイスとしては
いかがなものか?
と常々思ってきた。
なるほど、さすが!そのとおりだ!
と相手の心を動かさなければならない。
仕事には的確さが重要だ。
そのためには、常にそのように判断できる、発信できるよう情報をしっかり
インプットしながら、目的や相手にあわせて精査し、備えておかねばならない。
そして自らに常に問い続けなければならない。
本当にそれでいいのか?と。
おかげさまでこの四半世紀、この「的確」というお言葉をよくいただけた。
この評価で、自分の仕事に自信をもてたことも多い。
一方、
「ご指摘ありがとうございます」と言われることもあるが、
指摘して終わりでは、無責任と思っている。
指摘と助言と、そして伴走、共走が一体でなければならない。
どんな仕事をしても、とにかく相手様に喜ばれる、心にしみる
働きかけを続けたい。
慣れることなく、決して奢ることなく・・・。
もらって嬉しい言葉。
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