「いざ」は、「今」。

自分の命が終わったあとのこと。
周囲に迷惑をかけないために、事前に考え、用意しておく、伝えておくことは
大切。
いわゆる、終活のことだ。

最近、人に自分のしまい方について尋ねられ、まだまだ遠いことだと
思っていたが、今から自分事として考えておかねば、伝えておかねばと思った
次第。

散骨がいいと思っている。有名人でもないし、子孫もなく、決まった場所に
いなくていい。
誰かが自分のことで、ずっと縛られたり、制約を受けることは避けたい。
思い出したい方がおられたら、どこにいても思い出せる・・・ということで
十分。それが理想。

土に還る、海に還る。
イメージは後者。
できたら、好きだった町の川に、少しづつ、気が向いたときに、可能なときに
撒いてもらえたら、と勝手にイメージしているが、まあ、どうなることか。

そんなことよりも、どんな形になっても、
良い思い出がたくさんあれば、人はいつも、思い出してくれる。
そう信じて、先のありようばかり、考えることはしない。

いざは、今。
今を、今日をしっかり生きる。
いい思い出の瞬間をたくさん。

今日が最後かも、「いざ」は将来ではなく、今日であるかも。
そんな気持ちで、今日も1日、良かったといえる日にしたい。

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