もう1週間が経った。ある企業の40周年記念パーティー。半年かけて、プロジェクトチームを作り、社員さんと一緒に準備をしてきた。どきどきわくわくの本番が無事終わった。
どんなイベントも終わった瞬間から、過去の思い出になっていくが、張りつめていた分、
余韻は消えず、今なお、すべての瞬間が頭の中で繰り返される。
また本番までのすべての取り組みも走馬灯のように、頭のなかでくるくる回る・・・。
今回はステージの看板下に、巨大な寄せ書きを取り付けた。
どうやって掲示するか、会場のスタッフの皆さんにお手数をおかけした。
イメージどおり、この寄せ書きがメインビジュアルとなって、会を盛り上げてくれた。
会社の食堂で皆さんが、お昼時間に交代で書かれた記念すべき寄せ書き。
今回は、その前に立って演奏をさせていただいた。
これまで、いろんなステージに立ったけれど、スタインウェイのグランドピアノのある
豪華なステージも経験してきたが、それらのステージとはまた違い、「みんなで創った」
ステージになってなんともいえない、あたたかみを感じた。
こんな素敵な寄せ書きの前で歌うなんて、なんと光栄なこと。
みなさんは、この状態の私を見ながら、演奏やトークを聴いてくださったのだ。
拍手も歓声もうれしかった・・・。
この経験から、さらに前に進み、この連休はまた違うステージに立つ。
いろんなステージがある。コンサートだけでなく、人生そのものが。
愛と信頼でつくるステージには力がある。
※以下は、とても素敵な寄せ書きタペストリーの前での演奏の写真ですが、寄せ書きの内容には個人情報も含まれていますので、処理をさせていただいております点、ご了承いただき、想像しながら雰囲気を味わっていただけたら幸いです。
みんなで創ったステージの力
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