アメージング・グレイスが流れた街へ。

9月11日。23年前の今日。(現地時間)
NYで起きたあの同時多発テロ。
もう思い出す人も少ないだろうか?
私の中では、この日がくると、世界の転換を感じ、自らの運命についても
考える。
一言では言い尽くせないさまざまな思いが沸き上がる。
そして、一緒に命拾いをした、同じ飛行機に乗り、アラスカに緊急着陸、
3日間一緒に滞在した仲間たちは、お元気だろうか?と懐かしく思い出す。

テロの1か月後、NYに向かい直した。
あの瓦礫、あのなんともいえない粉塵のにおい。
今起こっているウクライナやガザでの戦地とは比べものにならないかも
しれないが、私が実際に見聞した、テロの傷跡・・・。
今もしっかり頭に刻みこまれている。

一方、町のあちこちで、アメージンググレイスの曲が流れるのを聞いた。
神への祈り。絶対なるものへの崇拝。
アメリカがこの曲でひとつにまとまっているような感じを受けた。

あれから23年。ほんとうに世界は分断されてしまった。
そして世界のリーダーも大きく変わってしまった。

そんななか、わたしにとっては新たな光と希望。

カマラ・ハリスがリーダーになることへの期待。
それにより、世界はさらに変わる。と信じる。

公開討論会での姿を見て、私の頭でアメージンググレイスが流れた。

ひとつになろう。
多様性を認めながら、助け合って生きよう。

テロという言葉が世の中から消えるように。

と、心から祈る911。
あの瓦礫を、あの混沌を、そしてあの歌を忘れずに・・・。
ニューヨークに心寄せる。
世界の、皆の憧れで い続けてほしい。

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