長くお世話になっている方より、16周年おめでとうのメッセージをいただき、思わずぐっとくる。「人に言えない苦労もいろいろあっただろうけれど、それを持ち前の明るさとポジティブシンキングで乗り越えてきたんだよね」・・・・そうか~。人に言えない苦労なんてあったか?今となれば覚えていない。それに苦労といえる苦労なんかしていないから、これから苦労するのかな?そして持ち前の明るさとポジティブシンキングか。自分自身が明るいのかどうかもわからない。一人で考えることが多い自分はとくに明るいという感じでもないけれど、ポジティブシンキングに見えている。そうかそうか。とにかく自分のことを人様がそう見てくださっていることはありがたいし、もしも逆の持ち前の「暗さ」と「ネガティブシンキング」だったらどうしようもない。生きていくのが難しそうだ。だから、これでいい。
さて、普段から「持ち前」を自分で意識することは少ないが、ここで一度、自分の「持ち前」・・・を意識してみよう。これは、前からもっているもの、もともと備わっているもの・・と理解すればいいだろうか。もしくは前からもっているかのように自分のものとして習得できたものだろうか?一種の才能という意味かもしれない。いずれにせよ、どんなことでも、一夜にして「持ち前」にすることは難しそうだ。
自分には何が備わっているだろうか?意識することで、まだまだ・・・ということも見えてくる。時々、よく見てくれている人に自分のことを聞かせてもらう、教えていただくことも、自身の発見に良いかもしれない。人は自分の才能や特徴を、前向きに生かした方が幸せになれるはず。
「持ち前」を生かす
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