誰かに会える町、心のふるさと。

今回の出張は、新幹線ではなく、新潟空港から新潟駅へ入る。
新潟駅から、今度は新幹線で長岡方面に向かう。
新潟の町にやってくると、なぜか、いつも誰かに会いそうな
気がする。
新潟駅でも、長岡駅でも、燕三条駅でも・・・。もしかしたら
新幹線車内でも・・・。

これが京都駅、名古屋駅となるとそんな感覚にはならない
のであるが、新潟の駅や、東京駅の上越新幹線ホームは別だ。

今回も、 新潟駅から新幹線に乗り込んで、席に座ったら・・・。
たまたま前に座った方に、
「シート倒していいですか?」
と言われて、顔を上げると、お互いにびっくり!
「あれ?へ?どうして?」
約10年ぶりの再会だ。以前お世話になっていたとある新潟の経営者で
一緒に取組んだプロジェクトの仲間でもある。
そういえば、ずいぶんご無沙汰していたと、瞬間に思い出す。
「どこへ行くの?何しているの?」
という会話も生まれ、久しぶりなので、名刺も渡す。
「また、連絡ちょうだい」
と言われ、同じ駅に電車を降り。手を振って別れる。

と、そんなことが時々あるのが新潟だ。
確かに大都会ではないし、出張されるビジネスパーソンとの
交流もあったため、動く人とは出会う可能性がある。

そんなわけで、誰かに会いそうな町、にいがた。はいつもなんだか
知り合いがいるということあけで、心のふるさとに戻ったような
気持になる。
そして、実際滞在中も、いろんな企業さんや知人に時間がある限り、
当初の予定以外にも、面談をするようにする。
新潟時間を最大限有効に使いたいのだ。

写真は滞在先で撮った、新潟駅朝の風景。
夜明け前、朝焼けの様子だ。
ああ、これこれ、誰かに会える、そして、この景色に会えるのも
にいがたなのだ。

十数年前、台湾の仲間を新潟にお連れしたとき、
新潟の空は大きい!と感激されたことをふと思い出す。
そう、新潟はいつも、人だけでなく、この景色にも出会えるのが
うれしい。
わが、心のふるさとは、いつも変わらず・・ありがたい。
今回もいろんな人に会い、あたたかさに触れることができた。
また、近いうちに会いに戻ってくる!


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