車中で睡眠するなら

移動時間に休息、睡眠をとる。これは、私的には大変効率も良く、
良い手段だ。
車中でパソコン作業をすると、キービードをたたく音も迷惑がかかる
ことを気にしなければならないし、揺れながらの作業はカラダにも
あまりよくない。
何年か前までは、車中でも記憶が新しいうちにとすぐ報告書を書いたり
していたが、必要でない場合、今はあえてやらないようにしている。
むしろ、移動中は少しでも休んで、体力気力を養うために、ゆったりする。
しかし、新幹線では正直、休息ができない。
スピードが速すぎて体のリズムと合っていない感じ。
もちろん多少眠るが、乗り過ごしてはいけないと思いながらであり、
本当の休息になっていない。

一方、在来線の特急は、何かと良いことづくしだ。
スピードも安心できる快適な速さ。
昼間であれば、大きな窓からほどよいテンポで流れていく風景を眺める
のも大変、快適。
そんなこんなで、機会があれば、なるべく新幹線以外の手段を選ぶ。

名古屋を拠点にするようになってからは、とくに近鉄特急が気に
入っている。
とくに、「ひのとり」は最高だ。

移動の疲れを少しでも軽減する時間の工夫。
何に乗るかも、大切な選択。
リニアも長い時間をかけて、建設されているけれど、私には要らないなあ。
もうこれ以上、速いのは結構です。という気持ち。

価値とは何か。
時間の速さを競うだけでなく、時間の価値をもとめたい。
仕事であっても移動は、できる限り、楽しみたい。

それにしても、車中でまあ、安心して睡眠できるのは世界各国比べても
日本だけであろう。しかし新幹線もだいぶ危険になってきたけれど・・・。
そんな点からもローカルな鉄道に注目。大切にしたい。

車中で睡眠をとって、戻ってから夜中まで元気に仕事をする。
そんな日がたまにあるのも、悪くない。

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