寄り添う歓びと、心の観覧車。

コミュニケーション クリエイター。
四半世紀前に考えた自分の職業名。
どこまでいっても、比較されない、競合しない、
絶対的な自分として生きたかったため、
35歳手前に、自分を棚卸した結果、生まれたコンセプト。
これはこれで、とても良かったと改めて思う。

コミュニケーション クリエイター。
La Grande Roue
人生は観覧車のように生きる。
コミュニケーションの力で、世の中を元気に幸せに。
その軸、黒子、つなぎ目になれたら・・・。

この思いは、今もまったく変わらない。
いわゆるコンサルタントといわれる従来の職業を越えて、
いわゆるミュージシャンとしての既存の枠を超えて、
両者を融合させながら、人生は観覧車のように・・を体現
する。

改めて、我ながら、有難い仕事をみつけた、つくってきたと
これまでを、ふりかえる。

そのなかで、最近とくに感じるのは、
寄り添える幸せだ。

仕事で出会う、様々な人と交わり、そして必要な場合、相手に
とことん寄り添い、一緒に課題を解決していく。
この有り様(ありよう)が、現在の自分流コミュニケーションクリエイターの姿。

社長さんから、新入社員まで。若者からお年寄りまで。
業界、業種も、地域も越えて。
出会った人がみな、ご近所さん。そんな気持ちでそばにいる。
「そばにいるよ!」
そんな気持ち。

20代から90代の方々との交わり。
それぞれが生きてきた、生きていく世の中を想像しながら、
目線をあわせてのおつきあい。

寄り添い。寄って、添う。
ここには細やかなコミュニケーションが必要だ。
周る観覧車が多くの軸で支えられているように、1本の柱だけで物事は
進まない。

さあ、今日も元気に、わたしの心の観覧車を回すとしよう。
(写真は、以前パリで撮影した 夜のLa Grande Roue)

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