「水になれ!」に背中を押される

香港の大スター、ブルース・リー。
単にカッコいい、カンフーの名人俳優かと思っていたら、
立派な哲学的思考をもった教養人であることを、先日知った。
アジア人、アメリカ人の血をもち、アジア人のアイデンティティを
探し求め、いきついたのがカンフーだったそうで、
それは単に武術としてだけでなく、まさに精神を鍛える修業であった
ようだ。
そして、その学びは、彼の生き方に大きな影響を与えた。

水のような存在になれ。
水のごとく、生きよ。

これが、ブルースリーが残した言葉だそうだ。

水は入れる容器によって、どんな形にもなる。
そして一定のところにはいない。
常に流れる。止まると腐る。
そして、水は、ときに石をも砕く強い力をもつ。
だから、
水のように、生きろ。

心が震える、思わずガッツポーズをとりたくなる
名言。

今も、自由を求め戦う香港人は、その言葉を胸に抱き
がんばっているのだそう。

私もそうありたい。

水のごとく生きる。
しなやかに、強く、決して流されず。

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