自由を求め続け・・。

香港の100年を題材にした映像を見て、常に自由を求め続ける
香港の人々の歴史に触れ、胸がいっぱいになった。
(と、同時に、日本がしてきたことも・・・。)

自由・・・。
今の自分は、自由に生きていることに感謝しなければ。
と心から思う一方、
まったく自由かといえば、そうでなく、無言で戦って生きてきた
ともいえる一面も。

自由になるように、厳しい道を選んできた・・とそんな
大げさなことはしていないが、とにかく自由であることが、
一番人生のなかで大切であると思い、そうなるように生きて
きたつもり。

たとえば、選択制夫婦別姓の問題。
いつまで、言っているんだろう。
モノごころがついてから、ずっとおかしいと思ってきた
この問題。
今の日本では結婚すると、不自由になる。
自分らしくなくなる。名前をなぜに変えなければならない?
と本気で思ってきたから、
変えなくていい生き方にこだわってきた。
その方が自由に生きられると思ったから。

結婚は法制度であるので、個としての人生の本質とは
関係ない。と思い続けてきた。
結婚しなくても、しあわせのかたちは、創ることができるし
今、まさに自由に自分らしく生きている。
もちろんデメリットはあるが、別にそんなことは大したことはない。

大切なことは、自由に生きること。

ふたたび、香港のこと。
自由で輝いていた、憧れの地、大好きなテレサテンも愛した香港。
九龍と香港の島間を往来していた、あのスターフェリーの姿と
美しいビル群の景色が懐かしい。
限りない夢と可能性を感じた香港。

残念ながら今は・・・。
でも、ずっと何者かに圧力をかけられ続けてきた香港の人は
負けずに生きている。生きるはず。
水のように柔軟に、自由を求め、生き続けるはず。
心から応援している、香港の次の道・・・。

自由が一番の宝。
おかげさまで、多少の不便があっても、今の自分はとてもとても、
自由で、しあわせだ。

そのことは、決して当たり前ではないことを、かみしめたい。

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