東京日本橋で、ほんの15分、20分時間ができる。
ちょうど、目の前に大きい本屋。
ああ、久しぶり。へえ、本屋は9時半からやっているんだ。
時間つぶしに入ってみる。
そういえば最近、本屋に改めて入るということが少なくなった。
本もAmazonで・・。ということも増えているため、
久しぶりに書店の空間の中に身を置くことは大変新鮮。
ついつい、仕事柄、本の作り手や、売りたい側の意図も考えて
しまうため、まっすぐにメッセージが入ってこないものもある
けれど、純粋に多くの本がずらり並ぶ環境は、タイトルやキャッチ
を見るだけでも、大いに勉強になる。
また、本のデザインを見るという点でも面白い。
ネットでは見ることができない、アナログな知的世界。
検索することももちろんできるけれど、一冊一冊を眺めることで
いろんな想像も膨らんでくる。
今取り組んでいる仕事のテーマに合った本を思わず探す。
ああ、こういう切り口があるのか、とタイトルを見るだけで
すでにヒントがみつかる。
勉強会に行く、講座に出るなど大人の学び方もいろいろ
あるが、本と向き合うだけでも十分勉強になる。
本を読む。
意識しないと、時間は作れないが、ネットに流される日々のなかで
しっかり活字と向き合う時間をつくりたい。
たとえ1日30分であっても・・・。
もちろん電子ブックもよい。けれど、たまに書店に足を踏み入れ
本たちに囲まれる時間も良い。
昨日は、結果的にある経営者の著作を1冊買ったけれど、すでに読む前に
得られた知的好奇心。
これを磨き、自分に火をつける。
図書館も本屋もどちらもいい。
夏休みに図書館に通った日々も懐かしい。
本屋では、今の世界が見えてくる。
その冒険を楽しみたい。
知的時間を手軽につくる。
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