十数年ほど、一緒に仕事をしてきた仲間に、毎年一緒に出てきてきた会合の出欠を確認する。
「今年はどうします?」当然、今回も参加されると思ってたずねた。
「20年ぶりに欠席します。自宅で留守番です。どんなことにも終わりはありますね」
との返事。
そう、定年退職したせいで、その会にももう出席しないということだ。
周囲ではいろんな変化がおきている。
雇用延長の制度もあって、定年後もまだ一部仕事を続けているが、かつての現役時代とは、もう違うよ!という意味だ。
「何事にも最後がある」
最近、そのことについて、よく考える。
たしかにそうだ。
ものごと、はじまりがあれば、終わりがある。
今は終わりを意識することが増えている。
これは何とも言えないのだけれど・・・・。それが現実。
何事にも終わりがある。
終わったあとは、何かあるのか?_
と、自分の先を見ながら、どう着地させるのかを真剣に問いかける
自分がいる。
終わりがくるまでの間、どうする?
もちろん、終わりをどこに設定するか?によって、すべて変わってくるが。
でも、終わりは必ず来る。
映画でいえば、FIN、FINE.この言葉はとても好きだ。何とも余韻がある。
こんな言葉が似あうように、
人生もカッコよく終わらないと・・・。
いい結びにするために、今日も終わりを意識して過ごしたい。
何事にも終わりがあるから。
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