最近、ありがたいことに20代前半の人達とのやりとりが増えている。
新社会人の人と一緒に仕事をすることも多い。
仕事以外でも、年下の人たちとの接点が増えている。
いわゆるZ世代の人々。デジタルネイティブと言われ、私が生まれ育った
時代とはまったく違う情報、コミュニケーション環境の中で育ってきて
いる彼ら、彼女たち。
昭和生まれの自分など、うまく交流できるのかな?と思っていたら、
なかなかいい感じで協働できている。
確かに、ネット上でのやりとりは、シンプルであり、敬語で対応されない
ことも多く、そこは少しまだ戸惑いもあるが、「いいね」のワンクリックで
返事をすることに慣れている人たちであるので、礼儀を知らないとか
敬語をわきまえていないとか、そういうことではない。
改まったビジネスの場面に遭遇したことがない、経験がないから、知らない。
それだけのこと。だから、気づいたら教えてあげたらいいし、
物事の本質が理解できたら、その後の行動も早い。素直である。
そんなこんなで、今若い人達と一緒にやりとりするのが、楽しい日々を
おくっている。
彼らに発信する言葉には責任をもつ。
いい加減なことは言えない。背中を見られていることは間違いがない。
そのことはちゃんと意識して。大人としての彼らに丁寧に向かい合う。
次代を生きる人たちに少しでも役立つように。
何ができるのかを考え、楽しみながら仕事をさせていただいている。
先日、新入社員のひとりから、
「今尾さんから、モニター越しに、元気が伝わってきます」
オンラインミーティングをする際に、そんなことを言われたことを
思い出す。お互い画面越しに、スマイル交換。
そうか、画面越しにも、元気は伝わる、伝えられるのだ!
そう、デジタルコミュニケーションに慣れている若者たちが
めいっぱい元気に生きること!へのヒントを示せたらいい。
異世代の出会いは、こちらも学びが多い。
そんな機会をいただき、ほんとうに、本当にうれしい。
先輩たちとのかかわりも大切にしながら、
若い人との出会いも楽しませていただく。
まさに、中年。
これからも、まんなかでいることを意識しながら
出会った人たちに、元気を届け続けたい。
若者と中年。
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