結論は先!まずは骨組み!

時々、リクエストをいただき、スピーチのレッスンを行っている。
今回は20分以内で自らの地域づくりについての考えを、地元の
ビジネスパーソンにお伝えするのがテーマ。
スピーカーの話を聞いてくださる方たちが、この人を応援しようと
思ってもらい、ともに力を合わせて地元を元気にするきっかけづくり
になればという主旨である。

想いがあふれて、言いたいことがいっぱいあると、
いきなり話してしまう。そしてそれが延々と続く。
「ちょっと待ってください」
「今日は何について話すんですか?」
「タイトルもですが、何が言いたいですか?言いたいことを
先に、『今日はこれについて話します』と、結論を先に話すと
相手にも聞く気持が生まれますよ。
たとえば、今日はこのタイトルに対して私の提案として
3つの◌◌について話します。という感じで。
それから、ひとつめ、ふたつめ・・・と話しを具体的にして
いったらいいですよ・・・」
「いきなり原稿を書くのはやめた方がいいです。
何を話したいのか?のプロットからですね。
話の組み立てをまずすること。骨組みが必要なんですね。
骨組みができたら、肉付けをしていけばいい・・」

とまあ、そんな話をしながら、構成についてこちらからの
アドバイスを伝えると、話す人も少しづつ変わってくる。

そんなこんなで、週末返上、出張先での途中下車もなんのその
で対応したこのレッスン、成果が出てきた。

今日は本番。うまく伝わりますように。

結論を先に。そしてわかりやすい構成で。
原稿をすぐ書きだすのはやめよう。
何を伝えたいか・・が大切だ。

人様に伝えながら、自分でも毎回自分のことを見つめ直している。
人に伝えるたびに、復習と確認。

自分はできているか?の確認。
コミュニケーションは、「伝わってこそ」である。

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