笑顔をつくる役。

先日、書いたが、最近受けたひょんな相談。
遺影にもなる写真の撮影のご相談。
地元でお世話になっているアマチュアのカメラマンに相談する。
まずは、主旨から説明。
母と親しかった方で、母の遺影に刺激され、ご自身でも今のうちに
いい写真を撮っておきたい・・・・。
ということで、週末にでも撮影をお願いできないか、との交渉。
平日は勤務でお忙しい方ではあるが、二つ返事で了解を得た。
話を具体的に進める。撮影候補日、こういうのは早い方がいい。
撮影場所はどこに?ホテルだと、いろんな背景で撮れそう。
では、長良川の近くのあのホテルで・・・。
時間は?1時間もあれば大丈夫。マーサさんはその人とずっと
おしゃべりしてもらう感じで、付き添ってもらえますか?・・・

などなど電話でしばらく話して大筋合意。
あとはご本人に日にちを決めてもらうだけだ。

本当は自分が立ち合う必要もないけれど、まあ頼まれたこと
であるし、何かあったときの対応も必要かもしれないし、
いい写真を撮るには笑顔づくりがポイントだから、そのため
だけに同席するのも、まあ、恩返しかな。

母の写真を毎日見ている人が、そのような写真を求められる。
いい写真を遺しておきたい。娘さんからのリクエスト・・・。
その写真が役立つ日は、ずっと先がいいけれど安心して
長生きしていただくには、この備えも大切なこと。

笑顔の作り役。
そういえば、とっておきの写真を撮影するサービスを
はじめる事業者さんの相談に乗ったことがあった・・・。
「ハレの日の笑み子さん」こんなネーミングをつけた
なあと、改めて思い出した。
https://www.instagram.com/harenohino_emikosan/

この方、本サービスを始めるときに、ご自身のお母さまの
素敵な写真をまず撮影されたなあ・・・。ああ、懐かしい。

素敵な写真は、人生の素敵な思い出になる。

今回は新潟ではなく、地元での撮影。
私なりに、モデルさんを笑み子さんにしたいと思う。

きっと母も同席して、思い出話のなかで、
一緒に笑いに参加するだろう・・。

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