台湾で新しい総統が就任された。
民主主義を大切にされるとのことで、喜ばしい。
ぜひ、台湾らしく民意が尊重される、自由な国として
歩みを止めないでほしい。
今、改めて台湾でお世話になった多くの人々の顔が浮かぶ。
今回、総統を退任された、蔡英文さんを尊敬している。
私から見ると、東洋のメルケルさんという印象だ。
華美な派手なところは一切なく、とにかく知的で聡明。
ブレることなく、信念を貫いた。
仕事をちゃんとする政治家という印象。
コロナのときも、台湾はすごいなと思った。
スマートである。
常に大国との緊張関係のなかで、自らを守るために
自立心を養い、世界のどこででも生きていけるように
研鑽をつむ。
台湾にはそういった人たちが多い。
優秀な仲間、明るいコスモポリタンたちの笑顔が浮かぶ。
蔡さんは幅広い層に支持された政治家だったと思う。
ああ、蔡さんのような人がリーダーだったら。と
私の仲間で、そうつぶやく人もいた。同感だと思った。
台湾の方が女性の社会進出が進んでいる。今も昔も・・。
そして、日本のことを大切に思ってくれる隣人でもある。
蔡さんが退任されることは少し寂しい感じがする。
励まされてきたからだ。
あんなにがんばっておられるのだから。と何度もそう
思った。
メルケルさんの退任のときも同じだった。
真に優秀なリーダー。
次代にまたそう呼べる人たちが誕生するように。
今、覇権争いに夢中になっている大国のリーダーではなく、
小国から世界を動かすパワーが生まれてくることを願いたい。
蔡さん、お疲れ様でした。
これからも台湾を応援します。
台湾加油!
大航海時代のポルトガル人が呼んだ、麗しの島、フォルモサ。
今もどうぞ、輝き続けてほしい。
絶対に、今のままの台湾で・・・。
フォルモサの国、台湾への想い。
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