すでに,現在大学4年生の就職内定率は7割を越えているということで、
大変驚いてしまう。
いかに3年のときから真面目に就活をされてきているのか。そして
まだ1年学生生活が残っている段階で、安定した未来も手に入れている。
有意義な4年生をお過ごしの学生さんが多いということだ。
大学3年になったら就活。もっと勉強する時間を持った方がいいのに。
大学生活とは、就活の時間なのか?そんな風にも思える。
そして、企業にとっては早い段階に内定は出したけれども、
来年の春に本当に入社してくれるのだろうか?
ということで、内定後もさまざまなコミュニケーションをとる。
学生が他に行かないように、辞退防止ということらしい。
そのための今どきの企業努力も、大変だとつくづく思う。
一方、この春入社した新入社員で早くも退職した人も多いと聞く。
まだ1か月。いや、入ってすぐやめる人もいるとか。
そのやめ方も、自分で退職の連絡をせず、代行業者がそれを担うらしい。
そんなビジネスもあるということで、これもびっくりするが。
せっかく決まった就職先もいざ入ってみたら、期待していた職場、配置とは
違っていたということで、やめていくそうだ。
少しの忍耐やしばらくの努力はないのかと思ってしまうが・・・。
なんだか、働く人が偉くなっている。
企業は「働いていただく」相手に、いたれりつくせりの対応をする。
働かせていただく。この気持ちがないと、うまくいかないのではと
思うが、どうも「働いていただく」という現実だ。
人がいないと企業は成り立たない。
いい出会いを得ること、そして関係が途切れないこと。
学生さんも大変であろうが、企業も大変だ。
就活をろくにしてこなかったわが人生であるが、
そんな苦労もなく、いい会社に出会えたことは、本当にラッキーだったのだと
今改めて思う。
働かせていただけて、ほんとうに良かった!