世間のゴールデンウィークも終わり、昨日5月11日は長良川の鵜飼開き。
昨年10月15日で閉幕してから、7か月ぶりに、観光地岐阜がにぎわう。
毎年、初日と最終日は近所住人の皆さんの見物も増える。
鵜飼い船に乗らなくても 長良橋の上から、左岸から多くの人が集まっている。
総がらみという六隻の鵜飼い船が並ぶクライマックスまでを、じっと待つ。
写真は、スマホで撮った長良橋から見えた鵜飼いの様子(上)と金華山と岐阜城、花火のクライマックス(下)。
初日は花火もあがって、大変ドラマチックな夜空と水面の祭典を楽しめる。
この幽玄なる世界を見続けながら、頭の中では鵜飼をテーマにつくった
「やがて・・・」が鳴り響いている。
ふるさと岐阜で一番好きな場所。
長良川を見下ろしながら、闇に光る岐阜城を見上げ、信長はどんな風に鵜飼いを見たの
だろうと改めて、想像を膨らませる。
時代の移ろいを感じながら、そして、自分のふるさとはここであると、改めて。
日本に世界に素晴らしい町は無数にあるけれど、この風景は、実に美しいと思う。
すっかり冷えた身体を忘れて、つい見入った。
この余韻を、明日のコンサートまでとっておきたい。https://www.mahsa.jp/5%e6%9c%8813%e6%97%a5%e5%b2%90%e9%98%9c%e6%96%b0%e8%81%9e%e3%83%ad%e3%83%93%e3%83%bc%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%83%88%e5%87%ba%e6%bc%94%e3%81%a7%e3%81%99/
それにしても、水面に映るかがり火は、本当に美しく、そして私には父と母の生きた証にも
見える。
鵜飼は、自分にとってレクイエムでもあるかも。
おもしろうて、おもしろうて、やがて・・・。
そして、ふるさとは遠くにいても、近くにいても思うもの。
おもしろうて、やがて・・・の夜がはじまる。
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