健康寿命と道・未知・みらい。

長年お世話になっている方から最近の健康状況について、報告が入った。
高速道路だって半世紀以上も使われれば、大修理が必要なように、
人間も70年、80年と生きれば確かに故障も増える。壊れない方が不思議だ。
身近な人の病は、本当に心が痛い。
神様、どうにかして!と無力な自分は祈るしかない。
そして、老いという現実について考えさせられる。

80代も元気に過ごしたいと思っても、健康でなければ、叶わぬ夢。
そんなことは、10年前には考えたことがなかったが、明らかに人生は後半を
まっしぐら・・・の日々。
決して後ろ向きでいるわけではないが、現実は現実である。

そんななか、最近、周囲で、「ロードマップ」についての話題も出る。
50代の経営者はこの連休に、これからの人生、会社のロードマップを考えようと
されており、またあるところでは、ひとつのプロジェクトについてロードマップを
描かねばと言われる方も。
ちゃんとしているなあ。そうだな。
ゴールを定め、そこに向かってどう進もうとしているのかの見える化はしておくのが
良い。とくに組織の運営を担う人には、必要だ。社員がメンバーが道に迷うことが
ないようにしておくのが大切な仕事。

では、私の場合のロードマップは?
わが人生、そんな風に生きてきたことはなかったなあ。と改めて。
道なき道を歩み続けて、化学反応の日々を過ごしてきた。
さて、この先もこのまま進むのか?思案のしどころ。

長生きをしたいわけではないので、長い道のりは描きづらい。
奇跡が起こるロードマップならば、描いて走ってみるのも良いかもしれない。

と、まとまらぬうちに、今日もはじまる。
まずは、今日という日を悔いのないように。
すべてはここからはじまる。

道は描いて走るのか。
道なき未知(みち)をすすんで、自分の道ができるのか。
マイウェイ。は後者だろうか。

とにかくお世話になってきた大好きな人たちと、
これからも少しでも長く、ともに刺激を与えながら、
笑顔で生きていきたい。






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