「年のわりに」は、誉めことば。

最近、医療機関を利用するとき、若い医師に診察して
もらうことが多い。
自分が子供の頃は、お医者さんといえば、もちろん自分より
年上の人というのが大前提であったが、だんだん同世代の方に
診ていただくことも増え、最近はたまたま近所に大学病院と提携
しているクリニックがオープンしたこともあり、とてもヤング!
なドクター(もしかしたら なりたて?か たまご)に出会う
ことも多い。

正直、最初は言葉遣い含め、いかにも現代風で医者らしくない?
と思ってとまどったが、おかげでいろんなヤングドクターに
出会うことでこちらにも免疫ができた。
最近は、相手は専門家だと思って、とことん聞きまくることにしている。
さて、たまたま腰のレントゲンをとって、その画像を見ながら
担当医は「年のわりには、きれいですね~」と一言。
なぬ?年のわりには?
これまで、あまり言われたことがなかったが、確かに一定の
年であることは認めなければならない。彼らたちよりは、
確かに年上なのだから。
「年のわりには・・・」これはきっと誉め言葉だと理解する
ことにする。

おそらく、これからいろんな場面で
「年のわりには・・・」と言われることだろう。
特に医者には年齢が知られているわけだから、まあ、よし。

では、「・・のわりには」と言われ続けるようにがんばろう。

若いもんには負けへんで。と思うこと自体が、年であるが。
「年のわりには・・・」どんな場面で言われたいのだろう?


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