10年になろうか。フランシスコ・サビエルへの想いを曲にした日から、
そう、もう10年の歳月が経つ。ポルトガルのリスボンで生まれた
「フランチェスコの夢」・・・。フランシスコザビエルという名前を直接
名づけるのが恥ずかしいというか、恐れ多いというか・・・。ということで
そんなタイトルにした。今思えば、最近リリースした信長の曲も
「NOBUNAGAの夢」というタイトル。偶然というか、必然というか・・・。
話を戻す。とにかく10年前につくったこのザビエル讃歌を、ザビエルゆかりの
地で演奏したいとの妄想が生まれ、大分で開催されたザビエルサミットに足を
運び、その勢いで、平戸市に乗り込んだ。それが9年前の3月末。
年度末になると、この無謀な冒険を思い出す。
よく行ったなあ、よくやったなあ。
本当に平戸で演奏できるとは思っていなかったが、ザビエルが背中を押して
くれたのだと、今もそう信じているわが挑戦、わが冒険。
そして、久しぶりに訪ねた、平戸のザビエル教会。
16世紀半ばに来日、平戸でも布教活動をしたザビエル。実在し、ここに来たのだと
実感が湧いてくる。
久しぶりにこの立像を見ながら、ザビエルの人生と冒険を久しぶりに思い描く。
彼がここにたどり着いた日は、どんな天気だっただろうか?
写真のような青空の下、ザビエルは新たな土地での布教に燃えていただろうか。
時を越えて、わが人生にとって大切な存在のひとり、ザビエル。
誰も思わない挑戦をする。冒険をする。
いくつになっても忘れないで!
と、久しぶりにザビエルに再び背中を押された気持ちになった。
新たな挑戦を続けよう!と。
挑戦した日を思い出し・・・
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