昨日書いた元日雇い労働者の人々を撮り続けてきているカメラマンの存在を知った
ことがきっかけで、仕事とは?についてあれこれ考える。
同時に、確定申告の時期には、自らが1年働いてきた結果が見えて、1年間経済面でどうであったかと改めて見直す。これはこれで社会人として大切なことであるが、
いくら売り上げたか、いくら利益を得たか・・が最終目的なのか?といえば、
決してそうではない。もちろん業績が良いとありがたいし、気持ちも引き締まるが
内側から湧き出る歓びとは、数字とは違う。
お金になることもうれしいし、生きていく上では大切であるが、それ以上に
相手が喜んでくれたり、感動してくれる。このために仕事をしたい。
と思う。その結果、経済が伴えばそれはそれでいいし、伴わなくても気にしない。
自分がやった仕事=創造。残した作品は、残る。
それを楽しんだり、愛用したりして、その人のよき暮らしに、時間にほんの少し
光や潤いをプラスできたら、とてもうれしい。相手が企業でも、個人でも同じ。
先日リリースした新しいアルバムを早速ご注文いただいた方から便りが届く。
♪家で、車で出かける際もCDをかけて毎日聴いてます。
曲の中に「ひまわり」の曲が入っていて、マーサさんの歌声が入っていて
驚きました。曲解説にも記載されているとおりですが、ロシアによるウクライナ侵攻で再び上映され注目されている映画で、学生時代を思い出し、地平線のかなたまで広がるひまわり畑が映し出され、あまりにも有名な映画で改めて映像美に酔いしれました。何回みても泣けます。心から平和を願ってます。
ご両親への曲、まさに愛と人生の讃歌にステキな演奏に酔いしれました。心が落ち着きます。ありがとうございます。♪
とこのように、毎日誰かが歓びの声や、うれしい感想を届けてくださる。私の曲や演奏から
人生をみつめていただいたり・・そのきっかけになっていることもうれしいこと。
毎日通勤の車内で聴いて、だいぶ口ずさめるようになりました~。なんて嬉しい声も。
なんだかその人と一緒に生きているような気持ちになってくる。
これらの声が、反応が生きた証しとなる。
生きた証しになる仕事をもっと増やしていきたい。
毎日、そんなことを少しだけ意識していたい。