コロナがあけて、ようやく活動が再開・・・。
飲食業やリゾート、サービス業だけでなく、
アーチストたちのライブな活動がまさにそうだ。
自分も久しぶりに自主コンサートを再開した昨秋。
そこから勢いでアルバム制作や、配信ライブなどにも
挑戦。
やらねばムードが自らに湧き上がってきた。
仲間たちも、それぞれのやり方、表現で活動を再開。
そんななか、これまで何度も演奏を一緒にしてきた
尺八演奏家 鯨岡徹さんの音色を久しぶりに聴いた。
今回はソロではなく、尺八四重奏という一風変わった
演奏スタイル。
クラシックであれば四重奏もおなじみであるが、尺八で?
実は、このユニットの存在はもちろんご本人からも聞いて
おり、知ってはいたが聴いたことがなかった。
今回、コロナ後、4年ぶりのライブ。
どんな構成でどんな曲目を、どんなアレンジで演奏するのだろう?
いろんなことが楽しみであった。
そして、久しぶりに聴く尺八の音色はどんなんだろう?
新潟でよく聴いてきた、あの懐かしい尺八の音色。
ああ、ひさしぶり、ああ、やっぱりいいね。
四重奏という取り組みももちろん良かったし、
そして、しばらくきいていなかったうちに
音がとてもいい!・・というと偉そうな表現になるが
それがとてもうれしかった。
演奏キャリア、年齢を重ねるにつれ、音に深みが増し、
円熟さをもって、なんとも言えないいい音色に・・・。
時間をかけて自らの音を磨いてこられたんだな・・・。
声が人によって違うように、尺八の音色も演奏する人によって
全く違う音になるということを、今回の四重奏を聴きながら、感じた次第。
とにかくコロナを経て、いろんな苦労を経て、やっと久しぶりに
お客様の前で演奏できる・・・その晴れ舞台に同席できたことがうれしく
最初の音色が聞こえてきたとき、思わず目頭があつくなった。
よく続けて、がんばってこられたなあ。
なんといっても、緊張しながらも、楽しく演奏されている姿も
良かった。
尺八を身近に、お客様を笑顔に。
そんなフレーズを何度も四人で声を合わせ、会場を沸かしていたことも
良かった。
ユニットでできること。いろんな可能性を感じるステージであった。
久しぶりに尺八とのコラボもやりたい・・・そんな気持ちも高まる
活動再開ライブ。
盛会で良かった。
今日は島根へ向かうとのこと・・・。演奏旅行もできるようになり
ほんとうに、ほんとうに良かった。
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