アルバム完成で、感無量。

ついに新作のアルバムが完成した。
10月のコンサート前にふとしたきっかけから、アルバムをつくると
決意。その後、11月からバタバタとレコーディングをして・・・。
なんとか、ほんとうにカタチになった。

9年ぶりのリリース。4枚目のアルバムになる。
納品された荷物を開封するときは、最初のどきどき・・・。
ジャケットを見て、よし、この色だ、こういう感じだ。
イメージ通りに仕上がっている。
CDを1枚取り出し、開封する。ドキドキは続く。
リーフレットや背帯や、CD盤や、その背景や・・・。
全部イメージどおりになっている。ああ、良かった。
見た目はこれでOKだ。


そして、肝心な音の確認・・・。ここが最高のどきどき・・。
本人だからこその、聞くしんどさがある。
聴いていると、だんだんうつむいて、真剣に聴いてしまい、あらを探す。
欲を言えばキリはない。でも、もうできてしまった。

曲を聴きながら、この9年間のことを思い出す。
親のことを歌った曲のときはさすがに、涙があふれた。
このCDができたのに親がいない・・ああ、親がいなくなってからの作品だった・・・。
どきどきはらはらしながら、ひととおり聴き終え、完成した実感を味わう。

50代最後の演奏。そしてグラン・ルー25周年の締めの取り組み。
なかなか、よくがんばったね。と、自分にひとこと。
出来栄えはともかく、カタチにしたところまでの勢いは認めるとしよう。

まずは無事完成して、とにかく安堵。もしも、これで死んでも悔いなし。
もし何かあったら、これらのCDをお世話になった皆さんに聴いてもらいたい。
それぐらいの気持ちで・・。
作品づくりは、生きた証になる。

この1枚に関わってくださったすべての皆さんに心から感謝。
さあ、バレンタインにリリース!準備を急がねば!
つくって終わりではなく、ここから次のステップに入る。

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