保険に入るより、まず日々研鑽。

保険というサービスは、見えない将来、いざに備える安心のための
ものである。
生命保険、がん保険にはじまり、個人向けでも実に多くの保険が商品化
されている。
親が生きていた頃には、私の名前でいろんな商品に加入しており、途中で
整理したことがあったほど。
たくさん入っていれば安心ではなく、重複で無駄もあったりするので
時々見直すことは大切だ。
●●になったら、大変だから・・といって、全部心配して加入していたら
キリがない。

最近、届いた保険の案内は、介護保険に関するもの。
少し前までは、介護とは親世代の話と思っていたが、今回の案内は
自分に向けたものであり、ちょっとショック。
10年後、20年後のことを見据えての案内。
もし要介護2になったら、3になったら、施設に入ることになったら・・
のときのための保険だ。
施設に入ることになったら、まとまったお金が入ってくる。
月々の支払はまあ、安い。都内で食べるランチ代1回分ぐらい。
DMを見たときは、そうか。自分にもこんな時が来るのか・・・。
そうだな。子供もいないし、これぐらいは・・・。と思い
1日DMをそのままにして、考えていた。
ではあるが、翌日、そのDMは捨てた。
自分が要介護のくらしになることを、施設に入ることを今から
計画的に想像して生きることが嫌だと思ったのだ。
それをイメージすると、そうなってしまう感じがしたから。

今はそんな将来もあるかもしれないが、いや、そうならないように
心身ともに鍛え、しっかり元気に自力で生き続けられるように
できたらそっちに投資をしたいと思った次第。

施設に入るお金を手にすることよりも、
施設に入らないための自分づくりにつとめることが優先だ。

頭も体も元気でい続けること。
自分で家事も全部し続けること。
死ぬ一歩手前まで、現役でい続けること。
それを目指す自分でありたい。

ということで、10年後20年度の備えについては
まずは自分の無形財産にもっと注力することにする。

人間、脳に何をインプットするかで、思考が代わってくる。
気を付けないと、流されてしまう。
どこまでも、自立を目指そう!

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