夢こそが、人を強く生きさせる

秋からの取り組みのご案内を長らくお会いしていない方々にも、近況報告を兼ねてお送りする。すると7年もお会いしていない方から丁寧なメールが届く。以前、お世話になっていた方だ。15年以上前から仕事のお手伝いもさせていただいたが、いろいろあって結果、廃業され、それからなかなかお会いすることもできず、年賀状の交換ぐらいになっていた。久しぶりの近況報告を見て、ああお元気そうでよかったな~としみじみ思う。「私ももう63歳になりまして・・・」とあり、そうか~。自分も同時に年を重ねてきているのだと実感する。
廃業、創業とも苦しみがある。そう、いろんなご苦労をされてきたのを横目で見ていた時間があった分だけ、その言葉が心に染み入る。
「でも、いくつになっても夢をもちつづけることだけは忘れずに生きていきたいと思うのです。仕事が形になったらお会いしたいと思います・・・」メールレターのこの結びに心がじわじわ温かくなるのを感じた。そうだ、少々の苦しみはつらさは、生きる上で避けては通れない、事故も病も仕事のアクシデントも・・・。それを乗り越えることこそが生きること、そしてそれが人生だ。どんなときも、どんなにつらい状態であっても、夢さえもっていれば、人は強く生きられる。その方のその生き様、本当に素晴らしい。逃げることなくいつも目の前の課題に取り組まれて・・・。すぐお会いできないけれども、これができたら会おう!という目標もいいじゃない。夢、夢。私も持ち続ける。がんばる人の前に夢は広がる。どうぞお元気に夢を実現してくださいね。その方に心からのエールをおくり、一緒にがんばりたい。

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