小さな力、小さな幸せを感じたい。

能登半島の地震からもうすぐで1か月になる。
なんという新年であっただろうか?
被災地の皆さんのご苦労、心労を思うと、という
時間を毎日過ごしている。
食事の心配、そしてトイレの不安、苦痛、入浴・・
日々のことから、住まい、仕事・・と生活全般の課題、
今後のこと・・・。
寒さや雪のせいで、なかなか復旧も進まないが、
それでも各地からの支援が集まり、ボランティアの参加も
稼働している。
それぞれ自分ができることを!という小さな積み重ねが
復旧につながるのだと思う。
まだまだできることはないか、気になっていることを
ひとつづつ片付けたい。
今は、連絡がとれていない石川の仲間に早くコンタクト
すること・・・。

一方、自分は今のところ、毎日平和に日常生活を満喫
させていただいている。暖房のある部屋、暖かい食事、
お風呂、快適なトイレ、普段どおりの仕事、仲間や家族
との会話・・・。
どれもこれも小さなことであるが、このことができない
方がおられると思うと、もっと感謝しないとな・・という
気持ちになる。
朝目覚めたときから、夜眠るまで・・・。
1日の営みは、小さなことの積み重ねであるが、それを
今日もできる幸せを胸に刻み、ひとつづつしっかりこなし
たい。

小さな力。小さな幸せ。
結局生きるということは、小さな力で小さな幸せをつくる。
ということ。
謙虚に、感謝を忘れず、今日も、今週も進みたい。

被災地の皆様に少しでも多くの安心がお届けできるように、
一日も早く、小さな幸せをたくさん感じていただける日常が
戻るように、今日も祈りたい。

カテゴリー: Essay (Word) パーマリンク