理想のリーダー

台湾の総統選挙が終わった。今年は世界のリーダーの選挙イヤーとも言われ、
それにより、世界も大きく変わるだろうと言われている。これに続く、ロシア、
アメリカの選挙はとくに影響が大きい。
台湾は世界の大国との関係が不可欠な国であるため、その行方は注目された。
個人的には蔡総統のような方にはもっと続けてほしいと思っていたが、その後継者
に決まって、少し安堵した。
蔡さんは、強くてしなやかなリーダーであると尊敬していた。
そして、すでに引退したメルケルさんも大変尊敬するリーダーであった。
世界を見ながら、そして宗教的、哲学的な思想をきちんと持ちながら、世界の、自国
のあるべき姿を希求し、言うべきときは言うべき相手に立ち向かった。
また女性ならではの、やさしさやしなやかさも兼ね備えておられたと思う。
懐の深さも感じる安定感のあるリーダーであったと、私自身はそう思い、応援していた。

人を国を率いるリーダー。
利他の心があることはいうまでもない。
私服を肥やすことばかり考えている人はリーダーになってはいけない。
リーダーは率いる組織や国が目指す方向に進めるように、対外的、内側の関係を
調和をとりながら、前進する。
正義の味方でなければならない。

歴史上、さまざまなリーダーが出現し、成功失敗を重ね、今日の世界ができている。
リーダーは今だけでなく、将来にも影響を及ぼす大きな存在である。
そんな大きな責任をもつ存在・・・。
ということを、日本のリーダー?と呼ばれている人達は理解しているだろうか?

発する言葉、表情、目線。どこをとっても、危なっかしいこの国のリーダー?は
理想のといえるだろうか?
次代の人たちが、理想のリーダーを描き、目指せること。
国単位でなくても、組織でもいい。
理想のリーダーについて、改めて考えてみたい。

リーダーとは、その字のごとく、あるべき方向を示し、きちんと導ける人。
導く・・。この言葉の意味は大変重い。

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