今回の地震、本当にお気の毒だ。まだまだ強い地震も続いている。
もし、自分が住んでいる町で起きたら・・・。と、食事の手も止まる。
そして、その惨事に加え、今度は飛行機の事故。
旅客機に乗っていた人たちは無事に脱出できたそうで良かったが、
海上保安庁の飛行機に乗っていた人たちの多くは、脱出できなかった。
ふとそのご遺族や、地震で被災しお亡くなりになったと家族や親しい方
たちのことが頭に浮かぶ。
まさか、正月にこんなことになるとは、帰らぬ人になるとは・・・。
その気持ちを思うと、たまらない気持ちになる。
そして、いつ自分もそうなるかわからないとも思えてくる。
いつ、何がおきるか。
今は自分たちが若かりし日に比べ、想定外と思っていたことが頻繁に
おきる世界環境になってしまっている。
いろんな要因で、アクシデントが起きる可能性が高い。
だから、毎朝家族を送り出すとき、仕事でお客様を見送るとき、
友人と別れるとき・・・。すべてSEE OFFの瞬間を大切にしたい。
それが最後になるかもしれない。
戦争に出征する若者の家族たちは、そんな思いで送り出しただろう。
ちょっとたとえが大げさかもしれないが、それでも
それが最後になる。ということもあるのだから。
見送ることを、大切にしたい。
悔いがないように接したい。
もちろん、また会える、いつもどおり帰ってくることを願いたいし、
そうでなくてはならないが・・・。
新年から続く災害、事故の報に接し、改めて、運命・宿命を思い、
そして自分が今できることを改めて考える。
今日も無事に帰ってくるように。
ちゃんと、見送る。
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