早くも1年の教訓か・・・。

元旦でも営業しているカフェをみつけ、妹と話をしていた。
さすがのスタバは、他が閉店しているためか、大盛況だ。
あれこれ、たわいもない話をして平和な正月時間・・・。周囲には書きものをしている人、
パソコンしている人、元旦も、いや正月だからこそ、サードプレイスは必要な人もいる。

すると、どこからともなく、聞いたことがあるような、ないようなサイレンのような音が携帯から鳴り出している。自分のバックの中か?気が付けば店中のお客さんの携帯が一斉に
なっている。なんどもいえないサイレン音。こんな光景には出会ったことがない。

あ、地震。でも誰も動かない。瞬間フリーズした感じ。
なんだか慣れているような感じでもあり・・・。
お店のスタッフが、入口の自動ドアを手動に切り替えにいった。

手元の携帯で能登、新潟との地震速報を見て、すぐ知り合いの顔が浮かぶ。

日本海側に住む知人は何名もいる。
地震の経験があるから、それなりに用意はできているだろうか?
正月の団らん中の人、運転中のタクシードライバー、東京から帰省している人・・・。
日本海側の崖の上に住んでいる人もいる。

なんという正月だ。
想定外とは言わないけれど、やっとコロナも落ち着いて、みんな奮発して、
愉しみにお正月準備をしていただろうに・・・。

テレビもお正月番組をやめて、ずっと地震のニュースに・・・。
こんなときに、フェイクニュースを流し、悪事をはたらく輩もいるそうで、
許しがたい。

と、まさか、の時がこんなめだたいはずの日がだいなしに。
元旦といっても地震は休んでくれないという学び。

自然には感情がないから・・と 東日本大震災で被災された知人が言っていた
言葉がよみがえる。

つい最近、車窓から見たばかりの冬の日本海。
穏やかだったのに。

津波が早くおさまるように。
一刻も早く、復旧に向かえるように・・・。

あったかい朝を迎えて、なんだか申し訳なく思う今日。

大丈夫ですか?今日も様子を見ながら、迷惑にならないように
見守りたい。

元旦から被災された皆様へ 心からお見舞い申し上げます。
元旦から、こんな教訓・・・ちょっと早いんですけど?といっても、
自然には感情がないから・・・。

写真は穏やかだった12月の日本海(上越~柏崎間)特急白雪の車窓より。

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