なんとまあ、素敵な写真が出てきた。久しぶりに昔撮影した写真を物色していたら、
いいのをみつけ、思わず手をとめた。当時のことがよみがえる。
この写真は2007年の年末、パリのコンコルド広場にあった移動式観覧車の乗り場
看板の写真だ。このブログのヘッダーに使っている写真と同じ時に撮影したものだ。
しっかりグラン・ルーの文字のネオンが見えて、観覧車の軸も白く光ってとても
素敵だ。
今はスマホでどんどん写真を撮る日々であるが、これらをちゃんと見返しているだろうか?
録りっぱなしになってはいないだろうか?
デジカメで撮影したときは、写真をもっと大切にしていたような気がする。
そんななかで今回出てきたグラン・ルー15周年の時期に巡ったパリでの写真。
ああ、あの頃は・・・と 今より少し若かった自分の行動を振り返り、ふっと笑う。
そして、初心に立ち戻る。
私が初心に戻る。その拠点の一つは、パリの観覧車だ。
夢みる乙女とはいえないけれど、ここに来たら、人生は観覧車のように生きる。
それでいいと、自分の背中を自分で押す。
そんな気持ちになれる。
しばらく乗っていない、パリの観覧車から見えた景色が急に懐かしくなった。
年の瀬に、初心に戻ってみる瞬間も、悪くない。